2019年4月26日金曜日

中古フィルムカメラの話

若い世代にフィルムカメラ愛好家が増えた時期がありました。今でもデジタルよりフィルムがいいといっている人たちもいます。

フィルムでしか出ない味わいもあると思いますが、手軽さからいったらスマホやデジカメに軍配でしょうね。

一時はヤフオクなどで安く買って、転売する人たちもいたそうです。父親や祖父の遺品整理で出てきたカメラをその価値も知らないで安く売っていた人もいたそうです。

どんな製品にもいえるのですが、名機とか希少なものはあるわけで、とんでもない価値を持つものもあるようです。

私も、一時期フィルムカメラに興味があって、ヤフオクで落札してタイに送ってもらいました。

昔のフィルムカメラは重いものが多く、船便で送ってもらうのですが、30キロ制限で、1回に送ってもらえる数量には限りが有ります。

中古とかジャンクの場合、関税は高くはないです。

ヤフオクの中古カメラを出品する人たちの中には、それこそ一山いくら的に10台とか20台とか、段ボール箱1箱で出品する人もいますので、それを落札すれば、お宝かゴミかといった楽しみもあるわけです。

一時流行ったアナログのレコードなんかも、段ボール箱で出品している人がいます。

私は、貧乏人の銭失いの典型で、安いものに手を出して後悔することが多い人生なんですが、でも、たまには当たりもあるわけです。

昔のカメラは基本的に電子部品は使われていないから、手先の器用な人で熱意と好奇心があれば、あとは工具を揃えれば修理も可能です。

壊れていないのに、壊れていると思って売る人もいるし、壊れていても簡単に修理出来るフィルムカメラもあります。

今は、インターネットで修理のしかたを説明してくれている人たちもいます。

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こんなニュースもありますが、わたしも、中古カメラの中にフィルムが入ったままのカメラを何台か見ています。

現像に出したこともありますが、劣化しているものもあれば、しっかり写っているものもありました。焼き付けはしないで捨てましたけどね。

写真機でもパソコンでも捨てたり売ったりする前には、個人情報が入っていないことを確認した方がいいです。

あと、多いのが、電池が入ったまま電池が腐食してカメラを壊しているものです。電池室だけの腐食ならいいですが、ほとんどは回線全部がダメになっていることも多いです。

一番嬉しいのは、電池が接触している部分をヤスリがけするだけで通電するものです。

あと、すでに生産中止になっている水銀電池を使っていたカメラも、代替えの電池で使えるようになる場合もあるので、儲けものです。

昔のカメラに多いのが、シャッターや絞りの羽根に油分がついて、羽根を開閉できないタイプです。これも、簡単なものなら分解しないでも、揮発性のオイルで洗浄するだけで動くようになるものもあります。

でも、普通は分解の必要があり、簡単な修理ではありません。

一山いくらのジャンクなら、壊しても練習練習と納得できますが、高価なものは、やはり専門家に任せた方が賢明でしょうね。

何事にもいえることですが、自分の所におもしろそうな話が回ってくることには、もうピークが過ぎていることが多く、自分が儲けるのではなく、相手を儲けさせることが多いようです。