2019年6月6日木曜日

タイ北部で76歳の日本人を逮捕、不法滞在19年

タイ北部ペッチャブーン県で76歳の日本人の男が、不法滞在の疑いで逮捕されました。な、なんと6734日のオーバーステイでした。

報道ですと、およそ19年間の不法滞在だったそうで、強制送還とタイへの入国10年間禁止の刑だそうです。罰金はいくらになるのだろうか?

タイには、多くの日本人が、短期・長期で滞在しているわけですが、仕事での駐在もあるし、留学もあるし、海外での年金生活をしている人たちもいます。

中には、日本から逃げてきている人たちもいるそうです。

この件の詳細は知らないので、妄想になりますが、タイに来たのは、男性が還暦前で、観光ビザでの入国だったようですが、その後、滞在ビザを更新したのは1回だけだったようで、黙っていれば誰にもわからないだろうとタカをくくっていたのでしょうか。

実際20年近くばれなかったのですが、ついにばれてしまったのは、なぜなんでしょうね。

報道の写真を見ると逮捕されたのはアパートではなくて、一戸建ての家のようで、それが、借りていたのか、それとも、同居している女性などの持ち家で、それを買ったのはその男だったのかとか、好奇心が湧きます。

日本人は、タイで土地は買えないわけですし、タイの女性と結婚をしたり、一緒に暮らす日本人男性の多くが、家を買ってあげたりしているそうです。

誰かが調べてくれないと、そうしたことはわかりませんが、逮捕された原因が、その家の大家とか同居者からの通報だった可能性はあるのではないかと思います。

同居しているのがタイ人の女性ですと、喧嘩して通報されたとか、邪魔になってきたので通報したとか、そんな可能性もあるかもしれません。

都市伝説だと、同居している女性に恋人がいて、殺されて近くの沼に沈められるとかもあったとか。

最近、徐々に外国人の滞在条件が難しくなっているという話もあります。

部屋とか家を外国人に貸していると、その外国人の出入国時とかビザの更新時に、書類が必要で、それで、大家の脱税がばれることもあるそうです。

昨年、お寺の鐘の音がうるさいと高層コンドミニアムに住む外国人がクレームして、その大家がお寺と言い合いになった時に、お寺の檀家などが、大家に対して、きちんと税金を払っているのかとか住んでいる外国人に滞在ビザや納税はどうなっているのかと問題が広がって、それから、徐々に厳しくなったと言われています。

海外で暮らすということは、いろいろと不利なこともあるわけで、タイ人ともめ事を起こすと、いいことはないです。

日本人のように外国人に甘くはないから、必ず意地悪をされたり、国外追放などのトラブルに巻き込まれます。

オーバーステイをすることは違法ですが、もう少し詳しいことも知りたいです。