2019年6月8日土曜日

バンコクの洪水について その2

ネットでバンコクの洪水を調べると、2011年の大洪水とともに1942年の大洪水もでてきます。

かなり広範囲が水に浸かったようです。こちらの映像は、洪水だけでなく、当時のバンコクと人びとの様子がわかるので興味深いです。


私が経験した洪水の中では、1983年の洪水や1995年の洪水がひどかったです。

80年頃にも、ひどいのがあったような記憶がありますが、ネットを調べてもでてきませんでした。

ラムカムヘンのあたりがひどくて、ムーバーン・セーリーという新興住宅地が水没したのをテレビや新聞で見ました。

当時は、バンラックにいたのですが、スリウォンやシーロムが大洪水で、腰まで浸かって歩いたことを思い出します。

車が水没したり、エンジンに水がかぶると、もう分解大修理ですから、車高の高めのピックアップトラックなど排気ガスのマフラーを溶接して車の屋根まで届くような高さにしている車も多かったです。

車が水の中を走るときに、車の底が水でチャプチャプと音がでてきたら、もう要注意です。

ドアも、完全に密閉されているわけではないから、水が入ってきます。

大洪水を経験する度に、飲料水と食糧の備蓄の重要性を知ります。

洪水の被害は、人間だけではないわけで、毒蛇などが流れてくることもあるそうで、注意が必要です。

わたしは、うちで飼っているネコたちよりも大きなネズミを見ました。

とにかく洪水の水は汚いから、水に入ったら、本当に必死で洗わないと、変な皮膚病などに感染しそうで怖いです。



あと怖いのが、感電です。どこかに漏電しているところがあれば、感電する危険もあるわけです。

2011年のような大洪水は別として、普通の洪水なら、数時間から、最悪でも2日もあれば水が引くので、出来るだけ、家でじっとしているのが正解でしょうね。

日本も、だんだん熱帯のような気候になっているから、集中豪雨による冠水や川の決壊なども多くなっていて、やはり、普段からの準備もあった方がいいと思います。