写真を撮るのは大好きですが、いろいろとこだわるタイプではなくて、ただ、思うままにシャッターを押すタイプです。
昔ヨーロッパに旅行に行ったときに持っていったのが父からもらったオリンパスペンSというハーフサイズのフィルムカメラで、小さくて当時としては軽かったので便利でした。
それで、街の景色を主に撮っていました。
当時のカメラは、自分や家族や友人などを撮るのが主流で、どこかわからないような景色を撮った写真は、友人たちからは、不評でした。
カラーフィルムもカラーの現像代が高価な時代で、ほとんどがモノクロでした。
ハーフサイズのカメラは、36枚撮りのフィルムでも72枚の写真が撮れたので、貧乏人にはありがたかったです。
もちろん、現像代やプリント代は高くなり、びっくりしました。
私にとっての写真は、メモ帳であり、日記帳でした。
最近になって、フィルムカメラが再注目されてきているし、ストリートフォトというジャンルも人気です。
私も、5年ほど前ヤフオクで古いフィルムカメラを大量に買いました。
昔のカメラは魅力的です。いいカメラを買う経済力もなかったので、よけいに欲しかったりもします。
このところ話題になっているのが、富士フイルムが宣伝に使った映像で、鈴木達朗さんが、渋谷の街を歩きながら、街行く人たちを撮影している様子なんですが、盗撮じゃないかとか、写真を撮られる人たちが嫌がっているじゃないかといった意見で炎上して、削除されたそうです。
わたし自身もバンコクの街を歩きながら撮影するのが好きなんですが、道行く人たちを撮影するのは、神経を使います。
自分だって無断撮影されたら気分がよくないからです。
でも、誘惑にかられるんですよね。ものもらいの人とか、路上で寝ている人とか。
昔は、肖像権とかうるさくなかったし、タイの人たちは、被写体になるのが好きで、逆に喜ばれたりもしたんですが、最近は、トラブルも増えてきていると耳にしています。
やはり、許可を取らない撮影は、原則NGだと思います。でも、素人は、許して欲しいですけどね。
街行く人たちなどの自然な姿は、魅力的なんですよね。