2020年5月26日火曜日

自由について

さまざまな自由
日本国憲法には以下のような自由権が謳われている。

*精神的自由
思想・良心の自由
信教の自由
学問の自由
集会の自由
結社の自由
表現の自由

*経済的自由
居住移転の自由
職業選択の自由
外国移住・国籍離脱の自由

*人身の自由
奴隷的拘束・苦役からの自由
令状なき不当な勾留など、正当な法的手続を踏まない不当な拘束からの自由
勾留拘束に当たっての法定手続の保障

*自由権の濫用はしてはならない(憲法12条)
権利の濫用はこれを許さない(民法1条3項=罰則の適用)。

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人類は、アフリカから世界に広がっていったと言われています。

移動の自由があったから、少しでも暮らしやすいところ、安全なところを目指し、好きなところに移動できたわけです。

人間以外でも、バッタにしてもウィルスにしても、世界中に移動していきます。

でも、現在の世界には国境があり、自由に移動できないこともあります。

特に、中国武漢から世界に広がっている新型コロナウィルスによって、多くの国が国境を閉ざし、人びとが移動できない状態が続いています。

国内でも、都市封鎖をしていく国もあるし、外出禁止令を出している国もあります。

集会の自由があっても、集団感染が怖くてデモも集会も出来ないです。

この移動の自由というのは、人生において、いろいろな場面に登場するわけで、今回のような、家に留まろう的なことから、授業中は、教室から出ないとか、団体行動を乱さないとか、いろいろとあります。

もっとすごいのは、刑法で、懲役というのは、人間のいろいろな自由を奪ったり束縛したりするわけで、刑務所とか拘置所から出られません。

今回のステイホームは、ある種の懲役みたいだといった見方をする人もいるそうです。

憲法第二十二条
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

社会においては、公共の福祉とか公共の衛生というのが重要ですから、今回のような、集団感染によって、多くの国民が病気になったり、時には死亡する可能性があるわけで、自由な行動や自由な移動が制限されることはしかたがないですね。

みんな自由になりたいわけですが、社会の中では、自由も規制を受けます。

いくら表現の自由だと言っても、特定の人に対しての行きすぎた誹謗中傷は、罰せられることもあります。

ネットを使ったデマの拡散や治安を乱す行為や詐欺のような行為は、国によっては厳しく罰せられます。

私は、岡林信康さんの歌が好きです。

自由への長い旅

私たちの望むものは

君に捧げるLOVE SONG

NHKに捧げる唄