2020年6月15日月曜日

プレート大移動の話

日本は地震が多い国で、どうして地震が起きるかと、いろいろな研究が進んできています。

そうした中、プレートテクトニクスとマントル対流が、地震や大陸の移動に大きく関係しているのではないかといわれているわけです。

パンゲア大陸は、ペルム紀から三畳紀にかけて存在した超大陸で、地球上の唯一の巨大な大陸だったといわれています。

そのパンゲア大陸が、テチス海を挟んでローラシア大陸ゴンドワナ大陸が生成されました。

ローラシア大陸は、その後、さらに分裂していき、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸が形成されました。

ゴンドワナ大陸の方は、その後、アフリカ大陸、南アメリカ大陸、インド亜大陸、南極大陸、オーストラリア大陸や、アラビア半島、マダガスカル島に分かれていきました。

すごいですよね。インドがユーラシアとぶつかって出来た巨大なシワが、ヒマラヤ山脈だそうです。

基本的に、プレートには、大陸プレートと海洋プレートがあって、海洋プレートは大陸プレートよりも強固で密度が高いため、2つがぶつかると海洋プレートは大陸プレートの下に沈んでいくことになるそうです。

また、地下のマグマの上昇によりプレートに亀裂ができ、連続してマグマが上昇し続けると、その後プレートが分断されて両側に分かれることになるそうです。

噴火で火山が生まれたり、海の中に島が生まれたりします。

で、日本列島なんですが、最初は、ユーラシア大陸の沿岸地方にあったんだそうです。

それが、プレートの移動とプレートの潜り込みで、日本の西で切り裂かれて、日本海が生まれ、日本がドンドン東に移動したたそうですが、当時は、まだひとつの列島ではなくて、二つに分かれていたそうです。

北の部分は、地質調査の結果、ロシアのハバロフスクあたりとつながっていたそうです。

南の部分は、今の朝鮮半島と一緒だったようです。

その二つの日本が、今度は、南からフィリピンプレートに乗って近付いてきたたくさんの島とぶつかって、一つにつながったという話です。

これから先もプレートは動き続けるわけで、将来は、また日本列島が、ユーラシアとくっつくときが来るという話もあるそうです。

人間は、太古の昔から、温暖で川や海があるところで暮らしていたと思われます。

4大文明といわれるところには、だいたい大きな河がありますよね。

明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰さんが、冗談じゃない、日本文明は、世界で一番古いんだといっています。

彼の話によると、ユーラシア大陸の沿岸部にいた人たちが、我々日本人の先祖で、大陸から切り離されて日本列島で暮らしはじめ、世界最古の磨製石器は、日本で見付かっているそうです。

縄文土器も世界最古級だそうで、当時は、日本の文明を中国が学んでいたんだそうです。

その後、日本が中国などから文明を学んだ時代もあったけど、明治維新から、再び、中国なども日本からいろいろと学んできているとのことでした。

詳しくは、虎ノ門ニュースの竹田塾で。