2020年11月5日木曜日

じり貧だって

 11月に入っても、学生を中心にした反政府集会は続いていますが、集会に集まってくる人数がかなり減っているそうです。

大きな理由は11月2日に行われた王室支持派による大集会と有名人たちによる王室支持の表明ではないかと思います。

特に、タイの有名な双子の芸能人ビン・バンルーリットとエカパン・バンルーリットがラマ10世から話しかけられている映像がありました。

彼は、有名な慈善団体のいろいろな活動で、タイの困っている人たちのために活動を続けてきていて、多くのタイ人たちから尊敬されています。

今も洪水に苦しむ東北タイの街で、水に浸かりながら救援物資や義援金を配っているそうです。

そうすると、ラマ9世のことを思い出す大人たちも多いわけで、やっぱり、王制改革も行き過ぎてはいけないといった意見が出始めてきています。

一方、反政府府ループのおデブちゃんリーダーたちは、逮捕されたら、体調不良といって、一斉にタクシンと関係が深いラマ9世病院という超高級病院に入院して、支持者からの差し入れを美味しそうに食べている映像が出ていましたから、あれでは、尊敬する人は増えないのではと思っちゃいました。

影で学生を動かしていると言われる元新未来党のタナトーンもピヤブットも、表面に出ていったら、逮捕されると思っているのか、影で言いたいこと言っているだけですし、みんな口ばかりじゃないかと思いますね。

今週も土日に大きな集会を計画しているそうですが、許可を取らない集会は違法ですから、しっかり許可を申請して欲しいですね。

米国もタイもデモや集会は、平和にやって欲しいです。