2021年1月14日木曜日

有吉弘行くんの番組

有吉弘行くんといえば、猿岩石として1996年4月からテレビ『進め!電波少年』で『アフリカ・ヨーロッパ大陸縦断ヒッチハイク』の冒険旅行で大人気になったそうですが、当時は、日本にいなかったので、全く知りませんでした。

ただ、バンコクの日本食堂で、日本のテレビ番組に出ているお笑いタレントがアルバイトをしていたという話は、どこで聞いた記憶はあります。

私は、彼らよりも20年も早くヨーロッパ放浪の旅を経験しているのですが、私は、スイスが最南端で、南欧も中近東も南アジアにも行っていません。

日本のテレビ番組など、長い間NHK紅白歌合戦やドリフのビデオを日本料理屋で見るくらいでしたが、そのうち、日本のテレビ番組をビデオに録画し、それをレンタルする店も登場して、テレビドラマなどを見たことはありました。

インターネットが普及してからは、いろいろな方法で日本のテレビ番組を見る事も出来るようになって、ほとんど日本にいる人たちと同じようになっています。

有吉くんが、低迷後、再び脚光を浴びるきっかけとなった2007年8月23日放送「アメトーク」は、録画で見ました。

同じ頃「ロンドンハーツ」の格付けシリーズでも、有吉くんが活躍していたのを見た記憶もあります。

その後、「有吉AKB共和国」(2010年3月29日 - 2016年3月28日、TBS)とか「マツコ&有吉の怒り新党」(2011年4月5日 - 2017年3月29日 、テレビ朝日)などを見ています。

今は主要なテレビ局(NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)全てにレギュラー冠番組を持つことになったそうで、見ているのは、「ジロジロ有吉」、「有吉反省会」、「有吉ゼミ」、「マツコ&有吉 かりそめ天国」、「有吉の壁」、「真夜中の保健室」くらいかな。

先日1月6日に放送された「有吉ワールドリポート」をみました。

テーマは「ドラッグ王」、「正統派ユダヤ」、「人身売買」といったもので中東レバノン、ニューヨーク、バンコクの各支局の取材した映像をスタジオで、上村彩子アナ、ホラン千秋、有吉弘行、桐谷健太、すみれがコメントをするといった番組でした。

ユダヤ人といっても大きく分けてスファラディ(Sephardi)とアシュケナージ(Ashkenazi)に分かれるそうですが、一般的にはユダヤ人の血統を持つモノとユダヤ教徒がユダヤ人だそうです。

自分達が選ばれたものだと信じているそうで、一神教は危険です。

ユダヤ人といえば、ナチスによる大虐殺が有名ですが、ユダヤ人が嫌われる理由もあるし、まあ、いろいろな考え方はあるようです。でも、人数についてはいろいろな説もあるようですが、虐殺はあったと思います。

民族差別とかの話になると、特定の民族だから差別されるといった論調が多いですが、個人的には、差別されるようなことをしていると差別されるのだと思います。

少数民族でも差別を受けない民族もいっぱいあります。

協調性があるかどうかがポイントのような気もします。

レバノンの麻薬も興味深かったですが、昔から、南アジアから中東にかけては、大麻やハッシシやアヘンで有名でした。

イスラム教徒はお酒が禁止されていることと関係があるのかな?

最近は、経済とリンクしているから、貧困層が麻薬に手を出す(売り手も買い手も)ことも多いようです。

タイの人身売買は、苛酷な漁業に従事する人たちの話題でしたが、今は、もうタイ人ではなく、ミャンマー人が安くこき使われているようです。

タイで新型コロナが広がっているのには二つのルートがあって、北部のルートでミャンマー内の違法カジノで働く女性たちが感染してタイに持ち込んだモノと、バンコクの近くの漁港で働くミャンマー人たちの間に起きた集団感染によるルートです。

いずれにしても、命の危険があるかもしれない取材ですから、いくらプロでも、一線は越えられないのだと思います。

あと、「真夜中の保健室」が女性の悩みを色々と紹介し解決してくれる、興味深い番組です。

有吉くんは、自身苦労もしてきているから、若い人たちに優しいなと思います。

あと、たまに見せる凶暴さも魅力的です。