2022年9月20日火曜日

ロック・フェスの話

悪夢のようなコロナの期間を除けば、日本の夏には、サマーソニックなど、有名な音楽フェスが若者には大人気ですよね。

日本には昔から夏祭りがありますが、やはり数万人以上が集まる音楽フェスは規模が違います。

ロックフェスティバルの原型はといえば、有名なところではやはりウッドストックのロックフェスティバルでしょうね。

1969年の8月15日から18日までニューヨークの北65キロにあるウッドストックで行われ、40万人以上が集まったといわれ、タイトルソングも有名な記録映画も世界で大ヒットでした。

主なすごい出場者たち

ラヴィ・シャンカール 雨により途中で中止

メラニー 「Beautiful People」「ミスター・タンブリン・マン」

アーロ・ガスリー 「Coming Into Los Angeles」「Walking Down The Line」「アメイジング・グレイス」

ジョーン・バエズ 「勝利を我等に」「Joe Hill」「Swing Low, Sweet Chariot」

サンタナ 「Persuasion」「Soul Sacrifice」

グレイトフル・デッド 「St Stephen」「Mama Tried」「Dark Star」「High Time」「ターン・オン・ユア・ラヴ・ライト」

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル 「ボーン・オン・ザ・バイヨー」「バッド・ムーン・ライジング」「プラウド・メアリー」

ジャニス・ジョプリン 「Piece of My Heart」「ラヴ・サムバディ」「アイ・キャント・ターン・ユー・ルース」など

ザ・フー 「ピンボールの魔術師」「マイ・ジェネレーション」「See Me, Feel Me」「サマータイム・ブルース」など

ジェファーソン・エアプレイン 「White Rabbit」など

ジミ・ヘンドリックス 「パープル・ヘイズ」「ヴードゥー・チャイルド (スライト・リターン)」など


でもジャズフェスティバルの方が、ずっと古くからあるようです。

Newport Jazz-Festival 1958 in Rhode Island, USA


日本だって全日本フォークジャンボリーで頑張っていました。第3回全日本フォークジャンボリーはいろいろな意味で話題になりました。目次の表示・非表示を切り替え

日本フォークジャンボリーで検索すれば、いろいろな音源や映像も出てくると思います。

個人的には、イギリスのロンドンから南南西の200キロほどのところにあるワイト島で行われたThe Isle of Wight Festivalに行きたかったなあ。

それは、この歌を聞いたからでした。

1969年

Isle of Wight Festival 1969

開催日:1969年8月30日 - 31日 観客数:15万人

ラインナップ

ボブ・ディラン、ザ・バンド、ナイス、プリティ・シングス、マーシャ・ハント、ザ・フー、サード・イアー・バンド、ボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンド、ファット・マットレス、ジョー・コッカー(観客席にはジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ジョージ・ハリスン、パティ・ボイド、リンゴ・スター、キース・リチャーズ、ジェーン・フォンダらの有名人がいた)

1970年前後には、世界中に元気で行動的な若者たちが大勢いました。どんな人生を送ってきたかは、人それぞれですが、みんないい人生だったなあと終わりを迎えてほしいです。

若者たちには、旅に出て、いろいろな経験を積んでほしいし、いっぱい本や映画を見て、音楽を聴いてほしいな。