2022年12月6日火曜日

ワールドカップの話 その3

残念ながら日本のベスト8への夢は、次に持ち越しとなってしまいましたが、でも、昨日のクロアチアとの激戦は、誰もが素晴らしい試合だったと思ったはずです。

最後の最後まで、どんな結果で終わるのかがわからなかったし、日本の先取点で、日本が勝つと思った人がほとんどだったのではないかと思います。

ヨーロッパや南米のサッカーに勝つのが日本の夢だったわけで、今回は、ワールドカップ優勝の経験があるドイツとスペインとを破ったことは、選手たちだけでなく、サッカー選手を目指す子供たちにも大いに自信をつけたのではないかと思います。

アジアの国々が一か国もベスト8に残ることができなかったのは悔しいし、これからの奮起が望まれます。

アジアも全体的にレベルを上げてきているから、もう日本とか韓国も油断できない状況になっているわけで、次回からは、ワールドカップ出場枠もかなり増えるそうなので、アジアの予選も熱くなるでしょうね。

アジアの中では、タイやベトナムだけでなく、インドネシアやシンガポールやマレーシアも頑張っているし、中東は、昔から強いです。

今回の日本の活躍は、ほかのアジアの国々にも力を与えたのではないかと思います。

それと、いつもながら、日本の応援団の倫理観とかマナーの良さに世界から称賛の声も上がっていましたよね。

さて、まだワールドカップは続いていますが、多くの人の予想では、フランス、ブラジル、イングランド、スペイン、ポルトガルの常連国の中では、フランスが頭一つ抜けていると考えている人が多いようで、続いてブラジルでしょうか?

試合を見て、やっぱり、彼らは、強いし、うまいですね。

日本も強くなってはいるものの、あえて言うのなら、得点力と、GKかな。

スピードは世界のレベルですが、そこからの得点力がいまいちでしょう。枠内へのシュート精度をあげる必要があるでしょうね。

守備もかなりのものですが、時々、パスミスからの失点を許しますし、ペナルティーエリアの中での不必要なファウルもやります。

GKもいい時と悪い時の波があるように思えますね。体格的にも、もう少し長身のシュミット・ダニエルのような選手をどんどん使ってほしかった。

今回のPK合戦では、いろいろな意見もあると思いますが、やはり、同じ外すにしても、全力で蹴ったり、ギリギリのコーナーを狙って外すのなら諦めもつきますが、今回のように中途半端な蹴り方では、悔いが残りますよね。

まあ、疲れているのはわかりますが、勝てばベスト8なんですから、もう少し勝つために頭を使って、蹴る順番や蹴るコースをよく考えてほしかった。

そこで、今回の出場選手たちの年齢を見てみました。

2022年W杯 日本代表メンバー

川島 永嗣 39歳

長友 佑都 36歳

吉田 麻也 34歳

権田 修一 33歳

酒井 宏樹 32歳

谷口 彰悟 31歳

シュミット・ダニエル 30歳

柴崎 岳 30歳


遠藤 航 29歳

伊東 純也 29歳

山根 視来 28歳

浅野 拓磨 27歳

南野 拓実 27歳

守田 英正 27歳

鎌田 大地 26歳

相馬 勇紀 25歳

三笘 薫 25歳

前田 大然 25歳

板倉 滉 25歳

堂安 律 24歳

上田 綺世 24歳

田中 碧 24歳

冨安 健洋 23歳

伊藤 洋輝 23歳

町野 修斗 23歳

久保 建英 21歳

一応30歳以上の選手たちは、4年後まで、現在の実力を保ち続けているのかどうかは、少し疑問かもしれませんが、ほかの選手たちは、4年後でも、まだまだ若いです。

ですから、今回の選手たちに加えて、新しい才能が出てくれば、もう、ベスト8どころかベスト4は行けるのではないかと期待しちゃいます。

それと、今回よくわかったことは、ケガの怖さですよね。どんなに素晴らしい選手でもケガや病気はつきもので、そうなったら戦力になりません。

怪我や病気に強い体を持つ選手も、大切になります。

あとは、若い世代、特に次のオリンピックに参加できる選手たちの育成でしょうね。

これから再出発です。