2023年3月18日土曜日

言葉遣いの話

 日常生活でも仮想空間でも、言葉遣いは大切だと思います。

「親しき仲にも礼儀あり」ではないけど、いくら親しい間柄でも、言っていいこととそうではないこともあるし、二人の間では問題ない言葉遣いでも、まわりの人が聴いたら、とんでもなく悪い評価をされてしまうかもしれません。

YouTubeなどは、ある意味炎上させていかほどという価値観もあるので、わざわざ汚く罵ったりする人もいますが、短期間なら注目されても、長く見ていれば、信用できない人物だと思われることが多いと思います。

海外に行くと、必ず、イミグレーションでの入国審査があるし、荷物検査もあります。

そうしたときに態度とか身なりとか話し言葉とか、意外と重要で、係官は、性善説ではなく性悪説で人を見ていることが多いから、ちょっと注意したほうがいいかもと思われたら損だと思います。

私は、どれだけ旅慣れても、何度も行った国でも、やはり、服装や言葉遣いにはいつも気を遣います。だって、余計なトラブルで時間をとられるのは困りますからね。

これは両親に感謝するしかないのですが、はっきり言って人相はいいほうだと思います。

言葉遣いも日本語はもちろんのこと外国語でも、できるだけ丁寧に礼儀正しく話すことを心がけています。

ですから、今までで、イミグレーションで嫌な思いをしたことはほとんどありません。

一度だけ、スイスからフランスへの国際列車で、当時、日本の赤軍派のテロ事件などもあってか、列車から下りるように言われて別室で、荷物を詳しく調べられました。

もちろん、何もやましくないので、すぐに解放されましたが、あまりいい経験ではなかったです。

私は、子供のころは生意気なガキだったので、教師に対しては、すぐに口答えをして嫌われました。

そうした経験を踏まえて、役人とか係官には、口答えはいいことないと学習しているから、なるべく、嫌われないように生意気なことは言わないようにしています。

特にイミグレーションの係官には、入国させるかどうかの決定権があるわけで、誤解であっても、嫌われたら損です。

医師なんかでも命にかかわるようなことなら口答えは危険ですが、命にかかわらないようなときなら、口答えはしちゃいます。

頭の固い年老いた医師には、頑固なろくでなしもたまにはいるような気がします。

要するに、逆らって嫌われたら、こちらにとってマイナスになるような可能性があるときには、できるだけ丁寧な言葉づかいをし、あまりにも上から目線で来る生意気で頭の悪そうな相手で、ケンカしても直接的なマイナスがないと判断すれば、大いに逆らっちゃいます。

タイのお役人さんなどにはプライドの高い人が多いし、怒ると意固地になる人も多いので、気を付けたほうがいいと思います。