2019年1月26日土曜日

バンコクの大気汚染とマスク

バンコクの大気汚染は、今に始まったことではないのですが、今年に入って、テレビや新聞が、PM2.5について毎日話題にしています。

解決するには、ディーゼル車の規制が必要だと思いますが、タイの場合、商用車だけでなく、一般の人も、ガソリン車ではなく、ディーゼル車を使っている人たちが多いから、規制が難しいのだと思います。

ドイツは、都市によっては、ディーゼル車の進入禁止区域を設けているそうです。車のナンバーの末尾が奇数か偶数かで、使える日を分けるという方法などは、いろいろな国でも考えられているようです。

タイでは、ガソリン車を改造して、LPGガスを使えるようにしている車も多いですが、この間は、ガスが漏れて爆発したニュースもありました。

ディーゼル車の排気ガス以外にも、工場からの煤煙や工事現場のホコリなどもひどいです。現在、バンコクでは、高層ビルの建築や、地下鉄工事も多いです。

タイらしいと言えば、市内の至る所にあるお寺の火葬場からの煙も、問題になっています。

それで、政府もマスクの使用を薦めているのですが、マスクがなかなか手に入りにくいので、一部の人は、この機に海外から仕入れて、一儲けとか考えているようです。

個人でも、海外から、品質のいいものを仕入れようとして、ネット通販を利用する人もいるようですが、最近、送ってもらったマスクに税金をかけられたとか、医師の処方がないと受け取れないとか、いろいろな話がでています。

私の場合には、運良く、なんの問題もなく、日本から郵送で届きましたが、もし、海外から送ってもらうときには、注意が必要だと思います。



タイでも、インフルエンザが流行ってくるかもしれませんし、マスクは、必需品でしょう。

ただ気をつけないと、N95規格のマスクなどは、息がしにくいものもあるし、長時間の使用に適さないモノがあります。

ほんと、住みにくくなってきましたね。