2019年4月11日木曜日

高層ビルの火災は怖い

バンコクも近代化して、高層ビルが多くなっていますが、火事になったら、高層ビルは怖いですね。

昨日のセントラルワールドの火災でも、2人の死者と20人の怪我人が出たそうですが、亡くなられた方は、高いところから飛び降りて、1人は即死、1人は病院に運ばれたあと亡くなられたとか。

怪我人の多くは、高温の煙を吸い込んだようです。

いろいろな防火システムがあるようですし、避難ルートもあると思うのですが、火事になったら、パニックで、なかなか理想の行動は出来ないと思います。

私は、人生で、一番高いところで暮らしたのは、5階(日本式だと6階)ですが、時々、火事になったら、どうしようかと考えました。

火事の時はエレベーターの使用は危険ですから階段になりますが、階段も、下から炎や煙で、下りていけないかも知れません。

ベランダから地上のプールに飛び込むのは、まあ、即死でしょうし、正解は、思いつきませんでした。

停電の時には、階段の上り下りの大変さを痛感しました、階段の上り下りは、ジムなんかに行くよりも、心肺機能や足腰を鍛えられます。特に、ペットボトルの水を両手にそれぞれ10キロ近く持って登るのは、効きます。

バンコクでは、大きな地震はまずないと思うけど、万が一、大きな揺れの地震があったら、高層ビルは、怖いでしょうね。

タイの場合、2階建てとか3階建てでも、防犯上の理由から、外に通じるドアや窓には鉄格子がはまっていることが多く、非常用の出口はありますが、多くの場合、雨風に晒され、錠前がさび付いてカギが開かなかったり、その前に、カギをどこに置いているかわからないこともあります。

ですから、逃げたらよかったのにと思っても、犠牲者が出ることは多々あります。

今から50年以上前のバンコクでは、火を出したら、即死刑という恐ろしい時代もあったそうです。

今では都市伝説化していますが、以前は、会社でも個人でも借金がかさむと、保険金詐欺の放火があるとかいわれていました。

昔は、交通事故でも、ほとんど逃げるのが当然だったそうです。タイ人のスタッフから、マジで、もし事故を起こしたら、とりあえず逃げて、それから対策を考えた方がいいとアドバイスされました。

海外は、日本とは違います。外国人はいろいろと不利なこともあります。

この時期、突然雷が鳴ったりして、瞬間的な停電もよくあって、冷蔵庫とかテレビとかパソコンとか壊れることもあるので、UPSを使うとか、雷が鳴ったら、電源を抜くとかも必要かも。