2019年7月27日土曜日

顔の見えない世界

昔から文通というのはあって、雑誌などで文通相手を募集している人に手紙を書くと、運がよければ返事をもらうことが出来て、文通がはじまるわけですが、もちろん、相手の顔は見えないわけで、写真を送ってもらえるまでは、いろいろと想像するしかないわけです。

手紙ですから、一往復するまでにはかなり時間もかかるわけで、今と違ってのんびりとしていました。

当時から、年齢を偽ったり、他人の写真を送ったりする人はいたそうですが、今のネットの世界でも、それは同じなわけです。

映像をお互いに見ながらチャットをするアプリもありますが、意外と、写真だけでチャットをする人たちもいるようです。

このところ、ネット(LINE)で知り合った女性と親しくなって、その女性がお金に困っていると相談されて、何度も何度も送金を重ね、およそ2年で230万バーツ(約800万円)を貢いだあげく、その女性が、他人の写真と他人の経歴で、騙していることがわかったそうです。

北部タイのパヤオに住む32歳の女性が、スタイルがいい美人の写真を使って、相手に興味を持たせ、会ってもいないのに、父親が病気などと嘘を吐いて、送金をしてもらっていたそうです。

もう一件、他の女性に700万バーツ(約2500万円)を騙された男性もいるようですが、その詳細は、わかりません。

声だけなら美人という女性もいますよね。声だけならハンサムな男性もいますが。