2019年11月21日木曜日

5Gの名称を変えよう

政府は20日、フランシスコ・ローマ法王の23日からの訪日に合わせ、呼称を「教皇」に変更することを決めた。

まあ、正式名称が一般に浸透するまでには時間もかかり、キリスト教徒以外は、今まで通りローマ法王かもね。

コロコロ変わるモノと、添う簡単には変わらないモノがありますね。例えば伝統は、なかなか変わらない頑固者です。

さて、最近は5Gというのも話題になるわけですが、このGはGenerationの頭文字で、5Gというのは第5世代移動通信システムのことだそうです。

当然、1G、2G、3G、4Gと新しい技術が生まれてきています。これから、6Gや7Gも生まれてくるでしょう。

Gというのは、今までは、情報の大きさを表す単位ギガバイトを意味することが多かったので、5Gと聞くと5GBを連想する人もいるようです。

写真や映像などの大きさやそれを保存するSDカードやHDDなどの容量を思い浮かべるので、誤解を生みやすいですね。

日本語では、5Gよりも第5世代といった方がいいような気がします。

第5世代通信というのは、今までよりも大量の情報を通信できるシステムで、同時に多くの器機をインターネットにつないだり、巨大な3Dなどの映像情報をやりとりしたり、自動運転に必要な情報通信だったり、いいことはいっぱいあるようです。

でも、通信システムである以上、通信のトラブルが発生すれば、もう動きませんね。

停電でも器機の故障でも電波障害でも、ハイそれまでよです。

自動運転とか、非常に危険だと思いますね。世の中には、起きてはならないようなトラブルも時として起きてしまって大変な被害をもたらします。

なんか、5G万能みたいな話が多くて、非常に恐ろしいです。

いいところだけが話題になるけど、ものすごい量の情報をやりとりするってことは、我々が受け手であるだけでなく、我々の情報も、どこかに発信されるわけで、ノートやスマホから映像や音声が、どこかに漏れていく可能性だってあります。

今まで貯めてきたエロ動画1TBもあっという間に抜かれます。

最近よく聞く言葉にIOTというのもあるわけですが、日本語では、モノのインターネットと訳され、家庭内にある家電製品などがインターネットに接続できて、スマホによって外部から操作したり出来ることでも話題です。

確かに帰宅前に冷暖房のスイッチを入れておくとか、部屋の監視カメラで、子供や老人の様子をチェックするとか、使い方によっては、非常に役に立ちます。

スマートスピーカーもかなり普及しはじめているようです。

そうしたツールは、すべて、情報も抜き取られるリスクがあることを忘れてはイケナイと思います。寝室での秘密なんか盗まれてインターネットに流されたら大変です。

中国の監視カメラも最近話題になっていますが、顔認識技術で、顔や姿から個人を特定することはすでに可能になってきています。

相互交通であり、長所も欠点もあるということをしっかり認識し、自分の事は自分で守ることが必要な社会ですね。

スマホなどのカメラは使う時以外はカバーをするとか、マイクは必ず切っておくとか、都合の悪いものはインターネットにはつなげないとか、ネットでは可能な限り匿名を使うとか、写真や映像をアップするときにはそこに含まれる個人情報に気をつけるとか、いっぱいあります。

それにしても、IT関係は、アメリカの次に韓国が新しい技術をゲットしますね。日本は、いつもカモにされていいお客様です。