2020年9月24日木曜日

便器の話

タイで暮らしていると、いろいろなモノが壊れますが、タイでは、原則修理をして使い続けます。

最初は、プロに修理をしてもらいますが、何度か見ていれば、どのようにして修理をしているかがわかってきます。

私は、不器用なのですが、不器用な私でもできることはたくさんあります。

大切なのは、道具と修理工程です。

便利な道具もいっぱいあるし、ホームセンターなどで簡単に手に入ることも多いです。

ただ、どうやって修理をするかは、修理するものの構造や材質を知らないと難しいことが多いです。

今日ネットで見つけたのはトイレの修理で高額請求というニュースですが、トイレが好きな人はほとんどいないわけですし、出来れば排泄物など見たくもないですし触りたくはないわけです。

それに生理的な欲求で、我慢もできません。

ネットで調べれば、簡単に便器の構造はでてきます。

便器の中の排泄物や水が流れる部分が、曲がりくねっているのは、便器の下から、虫とか生き物がでてこないように、常に水がたまっている部分を設けているようです。

タイでは、それでも便器からヘビが顔を出してお尻や性器を噛まれる事故がニュースで流れます。

この曲がりくねった部分にものが詰まることがたまに起きます。

便秘の人が大量の排便をしても詰まることがあるそうですが、一般的には、おしめだったり、生理用品だったり、大量のトイレットペーパーだったりします。

曲がりくねっているので、ハンガーの針金などで取り出そうとしてもうまく行かないことがほとんどで、排水口の詰まりの時に使う自在に曲がるスプリング付きの金属などでも、うまくとれないこともあります。

一般的には、一家に1本、【ラバーカップ】の登場です。

これは、押すのではなく引っ張ることで、中の異物を吸い出す仕組みです。

水が飛び散ることがあるので、ビデオにもあるような工夫も必要です。

薬品で溶かすのは、危険が伴うのでやめた方がいいと思います。

これで取り出せないとなると、最悪、便器を取り外すことになりますが、それは、素人には難しいです。

でもやってやれないようなことではないから、最初に取り外し方とか、取り付け方を何度もチェックして、それで自信があれば、自己責任でやれば得るモノも多いと思います。

私の持論ですが、正しい知識と適切な道具があれば、素人に出来ないことは少ないと思っています。ただし、命にかかわるような電気関係はやめるべきです。

亀の日向ぼっこ