2021年12月15日水曜日

初めてのパソコン

 生まれて初めて買ったパソコンがこちらです。

書き込みがあるように、メモリーを追加して、サウンドカードとCD-ROMをつけてもらいました。

スピーカーも買いました。

それでトータルがこちら。


当時としては安くない買い物でした。

どうしてパソコンを買ったのかというと、当時はファミコンゲームがめちゃ流行っていて、タイでは、正規のゲームカセットが高いので、台湾製のフロッピーに書き込んだゲームで遊ぶスーパーファミコンの機器が流通していました。
それで、そのゲーム関係の機器やフロッピーを売る店がいくつかあったのが、MBKセンター5階で時々フロッピーを買いに行っていました。

そしたら、その店の人が、パソコンを使ってフロッピーに書き込む作業をしているのを見て、パソコンというのは電算機で、いろいろな計算をするものだと思っていたのに、なんか面白そうで、興味がわいたわけです。

それで、ちょっと調べたら、バンコクでは、パンティッププラザというところにパソコン関係の店が集まっていると教えてもらい、早速行ってみました。

いくつかのお店でパンフをもらって、実際に買わないとわからないだろうと買うことに決めたわけです。

店の人は何に使うのかと聞いてきましたが、何に使うのかわからないわけで、とにかく使ってみたいからと勧められたものを買いました。

買ったパソコンにはOSとしてWindows NT 3.5 Workstationが入っていたと記憶します。

英語のOSでタイ語も使えましたが日本語は使えませんでした。

ソフトとしては、Lotus Smart Suiteが入っていて、95年にマイクロソフトがオフィス95を出すまでは、ワープロソフトはAmi Pro(Lotus Word Pro)でしたし、表計算はLotus 1-2-3の時代でした。



パソコンは、何に使うのかは、使う人次第ですが、計算に使ったり、印刷に使ったり、ゲームをしたり、通信をしたりいろいろで、ウィンドウズ95が普及するまでは、教師とか医者とか僧侶とか学生が使うくらいでした。

私は、何に使ったのかといえば、箱の中身を見たり、組み立てたり、ウィンドウズのセットアップのやり方を勉強したり、ソフトの入れ方を学んだり、いろいろなソフトの使い方を試したりしましたが、一番やったのは、パソコンで日本語を使うための試行錯誤でした。

今のパソコンは、どんな言語もつかえるし、便利になりました。