2022年10月9日日曜日

迷彩柄の話

サッカー日本代表のユニフォームは2019年から迷彩柄風のデザインで、賛否両論がありましたが、今年のカタール・ワールドカップで着る新しいユニフォームが、少しデザインを変えているそうです。

迷彩柄は、どうしても戦闘服のイメージがあって、そういったことに過剰反応をする人もいます。

迷彩柄は、今では戦闘服だけではなく、いろいろなファッションに取り入れられています。

基本的には、まわりの自然に同化しやすい色や柄が使われていますが、戦場は一定ではないわけで、緑色中心だったり、茶色系だったり、いろいろとありますし、戦闘で動いていれば、まわりの色も変わります。

迷彩服が普通の服よりも目立つこともあるかもしれません。

世界中には、いろいろな土の色もあるし、木々の色も違います。

一番いいのは透明で、ウナギの稚魚などは、親が遠い南の海溝(西マリアナ海嶺)に行って産卵するので、そこから無事に親が暮らしていた川にたどり着けるように、捕食されにくくするために体を透明にしているという話もあります。

自分が生まれ育ったところに帰るのならわかるけど、自分が知らないはずの親が暮らしていた川に戻るって、すごく興味深いですよね。

ただ単に海流に乗ってたどり着くのではなくて、親から何らかの情報を得て移動しているのだとするなら、すごいと思います。

ちょっと話が脱線しましたが、透明であれば、敵からも姿が見えないから、有利に戦えます。

今は、小型ビデオカメラやフィルム上のディスプレイも開発されているから、自分の服をフィルム状のディスプレイにして、敵のいる側から見て自分の反対側の風景をリアルタイムで撮影してディスプレイに映し出せば、理論上は透明に近くなります。

軍事企業などは、いろいろと開発しているでしょうね。

開発といえば、空飛ぶ車や空飛ぶ人間も、軍事用として開発が進んでいるようです。

問題は燃料と騒音でしょうね。バッテリーは重いし、長時間モーターを動かすのがむつかしいし、複数のプロペラはうるさいです。

鳥人間コンクールなんかには、いろいろなアイディアも詰まっていると思います。

究極の迷彩は、相手の目とかカメラとかレーダーを無力化することでしょうね。

ステルス戦闘機などが、まさにそれです。

宇宙からも地上からも見えないようにすればいいわけです。

ちょっと違いますが、敵の武器を無力化するのも最強ですよね。

例えば、弾道ミサイルは、スイッチ一つで発射した場所に戻るようなプログラムが組み込まれているとか、エンストするとか。

すでに研究し、実用化されているのではないかと思います。