2022年12月7日水曜日

狩猟民族の話 その3

世界の戦争の原因は、民族間の争いや宗教の争いが多いですが、 領土問題もありますよね。

中国ほど広大な国土を持つ国なら、もう十分ではないかと思っちゃいますが、中国には海岸が少ないから、太平洋に出ていくための島が欲しいんだそうです。

日本は国土は広くなくても、領海がものすごく広いわけで、海のない国の野望が理解できません。

人間は、仲間か敵かによって、態度がとんでもなく違いますから。敵だと思われたら、究極は殺されかねません。

領土とか国土は、言ってみるなら我が家ですから、不法に侵入してきたら普通は不法侵入者で敵です。

一般的に、人を殺したら殺人者で最高刑は死刑です。しかし、軍人が敵兵を殺しても殺人罪には問われないばかりか、時には英雄です。

警察官でも、凶悪犯罪者が武器を持って暴れたりしていたら、射殺しても罪に問われません。

一般人でも、正当防衛が認められているので条件を満たせば、人を殺しても罪に問われないこともあります。

しかし、条件は厳しいわけで、普通は、一般人は一般人を殺すことは許されません。かたき討ちも禁止されています。

戦争でも、民間人を殺したら国際法違反に問われます。

でも、勝てば官軍で、勝利したら、アメリカのように、原爆や大都市への絨毯爆撃で民間人を大量に虐殺しても、罪に問われないわけです。

ヨーロッパの植民地主義や欧米による奴隷制度は、とんでもなく非人道的な行為ですが、それによって罪に問われたりしませんでした。

今、同じことをしたら罪に問われると思います。

だって、突然、人の国に行って、人殺しをし、財産を強奪し、時には、捕虜を奴隷として持ち帰って、強制労働ですからね。

人の国に行って、麻薬漬けにしてみたり、国内を分断させて内乱を起こしたり、時代遅れの武器を高く売って、戦争をはじめ、もっと高性能な武器で勝利するとか、もう滅茶苦茶ですよね。

そうした残虐な行為ができるのも、やはり、狩猟民族の血かもしれません。

宗教が違えば敵と考えて何をしてもかまわないとか、中国の「革命無罪」とか、韓国の「愛国無罪」と同じですね。

中国なんか、今でもウイグルとかチベットで奴隷制度をやっているようにしか見えません。

歴史は、勝利者によって書かれるといわれているように、日本史でも、西欧が正義になっていることが多いですが、嘘が多いと思います。

日本人も、欧米の側に立って日本を売るような売国奴を英雄視する傾向さえあって驚きます。

現代でも、日本を欧米や中国に売り渡している勢力がありますよね。

狩猟民族に負けないためには、学問と道徳と武道でしょうね。